アボサンinfo
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・阿保美代さんとは?
・アボサンとわたし
contents
・単行本リスト
・作品リスト
│ 1977〜
├ 陽だまりの風景
├ ふるさとメルヘン(1)
├ お陽さま色の絵本
│ 1981〜
├ 時計草だより
├ ふるさとメルヘン(2)
├ くずの葉だより
│ 1987〜
├ ルフラン
├ 夏のてじな
│ 1993〜
├ 森のメルヘン
├ そよかぜの木
└ 二人でつくる基本〜
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・いろいろ思索
・作品レビュー
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・参考・関連リンク
・弊サイトについて
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いろいろ思索 〜阿保美代さんの本の復刊・選集の夢〜
単行本が復刊されるなら
阿保さんの単行本が復刊されるとしたら、何よりこの6冊を希望したい。
77年〜83年に出版された私的ベストの6冊だ。
(1) 時計草だより
(2) アボサンのふるさとメルヘン 2巻
(3) アボサンのふるさとメルヘン
(4) くずの葉だより
(5) 陽だまりの風景
(6) お陽さま色の絵本
上は希望順。とはいえ、どの単行本にも思い入れのある珠玉の作品があり、甲乙を付けがたい。
ただ総合的に見ると、「時計草だより」の完成度が一番高いと思う。「ふるさとメルヘン2巻」も、ほぼそれに並ぶ。
「くずの葉だより」には、阿保さんの創作の頂点を成す'82年の名作「緑のことば」を含め、
その前後の最盛期の作品が収録されている。
だが、本の終わりにかけて徐々に下り坂に入っていく印象があるのが惜しい。
* * *
ところで、何より出たらありがたいのは、『全集』や『復刻版作品集』だろう。
特に阿保さんの創作に脂が乗った'77年〜82年に単行本未収録の作品が多い。
これは勿体無い。
それらも読めたら、こんな嬉しいことはない。
(1) 『阿保美代作品集 1 〜ロマンシリーズ他〜 '72年〜79年』
(陽だまりの風景+お陽さま色の絵本+未収録作品から厳選)
(2) 『阿保美代作品集 2 〜ふるさとメルヘン〜 '77年〜83年』
(ふるさとメルヘン1〜2巻+同テーマの未収録作品から厳選)
(3) 『阿保美代作品集 3 〜時計草だより〜 '79年〜81年』
(時計草だより+同テーマの未収録作品から厳選)
(4) 『阿保美代作品集 4 〜くずの葉だより以降〜 '81年〜86年』
(くずの葉だより+夏のてじな+同時期の未収録作品から厳選)
上記4冊のようなものが、私の夢見る作品集の一例になる。
これで印刷が綺麗で、大きめ判型、1巻あたり300ページ程、価格は1500円ぐらいならばぜひ買いたい。
今は夢だが、もし実現の可能性があるなら、
その流れをつくる一助となれたらと思う。
2010.06.26〜
著者:ライラック
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